おいしい話には裏があるかも

出会い系サイトというのは本当に嘘だらけです。
使い慣れた人からしたら「そんなことありえない」と笑ってしまうような嘘がサイトに蔓延っているのです。
さらにそれを信じてしまう人が存在するのが現実です。

そして嘘に騙されて出会い系サイトの会員になった人も大勢存在するのです。
その嘘について具体的に挙げて紹介したいと思います。

■若くて可愛い女性が大勢登録しています!

常識で考えて若くて可愛い女性なら出会い系サイトに登録する必要はないのです。
いくらでも相手を見つけることが可能です。
登録している女性が存在しても「大勢」ということはないでしょう。
何万人もの会員が存在したらその内の一握りと思ったほうがいいのです。
要するに自分は出会うことが出来ないと考えていいでしょう。

■30人以上の人と出会いセックスしました!

これは絶対に嘘だと言えます。
出会い系サイトというのは実際に相手と出会うことさえ困難なのです。
出会い系サイトの体験談に目を通すといかにも手軽に出会えるといった風に記載されていますがほとんどはメールの段階で振られます。
メール交換をしても出会うことが出来ずに終了といった失敗が多いのです。

メールの返事が届いて喜んでいたら相手はサクラというケースも多く、どう考えても30人以上と性行為はできません。
もっともこれは誰が見ても「嘘」と判断できるでしょう。

■女性の画像

出会い系サイトのトップ画面にまるで「この女性が会員です」とでもいう様に「美人の写真」が貼られています。
しかしこれも嘘なのです。
出会い系サイトの会員は基本として個人情報を公開しません。
出会い系サイトは基本として密かに楽しむもので堂々とトップに写真を公開する女性は存在しません。

当たり前のことですが今紹介したのは「全部嘘」と思ってください。
そんな誘い文句に騙されないで欲しいのです。
おいしい話には必ず裏があると言えます。

出会い系サイトに集まる人

出会い系サイトからの援助交際で補導された、女子高生ミサの話です。
「援助交際は犯罪なんです。援助交際は、買う男性がいけない。だからあなたは被害者なんです」
「あなたのことは警察が守ります。何でも相談してください。あなたの援助交際の相手になった男性は加害者で、あなたは犯罪の被害者なんですよ。」
警察からは、このよう言われたそうです。
そうした会話があった後、ミサは「出会い系サイト」で相手を探していたことを話しました。
この時点でミサは警察にその話をする義務はなにもありません。
そして、警察官はミサの所持品検査をしました。
まずは携帯電話。
着信履歴や電話帳をチェックされました。
中には援助交際の相手とのプリクラもあったということです。
携帯電話のメールもチェックしていたようです。
学校の友人や知人、家族ではないと思われる人物の聞きだし、援助交際の相手と思われる男の話をミサは話しました。
このときに、ミサの援助交際の相手の人数は数十人いましたが、警察が特に注目して聞いてきたのは10人前後だったようです。
ミサが援助交際の相手を探す理由は「暇つぶし」と「お小遣い稼ぎ」、そして「寂しさの埋め合わせ」だったようです。
相場としては2万円ということでしたが、気に入った男性には「無料奉仕」することもあったようです。
相手を探す手段は、携帯電話やパソコンでつながる、出会い系サイトに書き込みをすることです。
友人に探してもらったり、携帯電話の検索サイトで探すこともあるそうです。
内容はあからさまに援助交際を示唆するもの、通常の交際を希望するものなどを使い分け、ときには「愛人希望」と書き込んだこともあったようです。
このときに年齢は正直に書き込んでいます。
相手の男性も職業を正直に言ってしまうそうです。
「なんか、公務員とか教師って、自慢げに仕事ぶりを話すんですよ、たまたま私の相手となった人だけかもしれませんけど。だから公務員とか、教師だってことを証明するようにしたらすぐに見せてくれますよ。」
援助してもらうことを目的にしていながら、自分の寂しさも埋めてもらおうとする少女。
それを食い物にしようとする大人、というにはあまりにも幼稚な大人たち。
出会い系サイトはそんな人たちの集まりなのでしょうね。

ブームの発端は

出会い系サイトの援助交際、という図式が成り立っているのが現在の状況ですが、援助交際自体は昔からありました。
ですから、「出会い系サイト」という言葉よりは古いということになります。
援助交際という言葉が登場し、ブームになったのは1994年から1997年にかけてのようです。
これは1980年代に流行ったテレクらの流れからきたものです。
80年代は街のあちこちにテレクラがありました。
91年頃にはテレクラブームは沈静化しますが、94年に人気が再燃するのです。
その中心になったのが女子中高生たちなのです。
当時の警視庁の調査でも、売春行為で保護されたうち、18歳未満の少女92人中、55%が「売春に走ったきっかけはテレクラ」と答えています。
テレクラはインターネットの普及とともに衰退していきます。
それにとって代わるように、援助交際の舞台はテレクラから出会い系サイトに移行し始めたのです。
これが第二次援助交際ブームですね。
さらに携帯電話の普及もこのブームに拍車をかけます。
携帯電話からアクセスできるようになると、人の目を気にすることもなくなるからですね。
そういう意味では携帯電話のiモードの登場は画期的だったといえるでしょう。
インターネット利用がパソコンだけではなくなったのです。
それが「出会い系サイト」ブームに火をつけた格好になりました。
携帯電話からのインターネットへのアクセス。そして、「出会い系サイト」の普及。
非援助交際出会い系と援助交際出会い系の「壁」の曖昧さ。
それが、援助交際に踏み出す敷居を結果的に下げてきているのです。
2000年代に入って中学生にも携帯電話が普及していきました。
世間としては中学生に持たせるには慎重な意見がありました。
しかし連絡が容易なこと、事故防止にも役立つことなどから、携帯電話を持つことを容認する親も増えてきたのです。
いつの時代も携帯電話が犯罪の温床となっている事実もありますが、今ではなくてはならない連絡手段になっているのです。
家庭でも収入は増えないにもかかわらす、支出の項目で携帯代が占める割合が高い家庭も多いでしょう。
もっとも中高生には携帯の料金設定でパケット料に制限をかけるなどの対策を取っている家庭も多いでしょう。
それでも出会い系サイトのアクセスする女子中高生を防ぐことはできないのです。